ストラヴィンスキー 「エディプス王」
ソポクレスの『オイディプス王』を元に、1927年に作曲した2幕からなるオペラ＝オラトリオ。リブレットはラテン語で、ナレーションは上演国の言語が使用される。
- フェレンツ・フリッチャイ指揮ベルリン放送交響楽団、NDR合唱団、RIAS室内合唱団
エルンスト・ヘフリガー(エディプス)、ヘルタ・テッパー(ヨカステ王妃)、キート・エンゲン(預言者ティレシアス)、
パウル・キューン(羊飼い)、イヴァン・サルディ(クレオン＆使者)、エルンスト・ドイチュ(語り) -
DG。1960年9月、グローサー・ゼンデザールでのライヴ録音。
445 445-2。2枚組でバルトーク「青髭公の城」とカップリング。 - 小澤征爾指揮サイトウ・キネン・オーケストラ、東京オペラ・シンガーズ、晋友会合唱団
フィリップ・ラングリッジ(エディプス)、ジェシー・ノーマン(ヨカスタ)、ブリン・ターフェル(クレオン)、
ハリー・ピーターズ(ティレシアス)、ロバート・スウェンセン(羊飼い)、多田羅迪夫(使者)、白石加代子(語り) -
DECCA。DVD。1992年9月6,12日、松本文化会館での収録。
「サイトウ・キネン・フェスティバル松本」初年度を飾る記念すべき上演だが、どうもライヴではなく無観客収録のようである。指揮者とオケは全く映っていない。その点で、翌93年の「火刑台上のジャンヌ・ダルク」のライヴ収録と比べると物足りない。
確かこの演奏はNHK-BSでその年に放送されたはずで、ビデオに録画した記憶がある。
またPHILIPSレーベルでレーザーディスクも出ていた。そのレーザーディスクを購入したように思っていたのだが、家中探しても見つからなかったので記憶違いだったのだろう。そんなわけで小澤征爾が亡くなった直後にこのDVDをネットで探してどうにか輸入盤を入手することができた。輸入盤なので日本語字幕が無いのがちょっと不便だ。しかし白石加代子の語りの後に、その語られた内容が展開していくので、あとは英語字幕で何となく事足りる。
「兵士の物語」
1918年発表。朗読・演劇・バレエを総合した舞台作品。
舞台上、7人からなる小オーケストラと語り手、兵士、悪魔、の3人の人物が登場する。
- イーゴリ・マルケヴィチ指揮アンサンブル・ド・ソリスト、ジャン・コクトー（語り）他
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PHILIPS。1962年録音。「兵士の物語」。
器楽アンサンブルで随所に活躍するトランペットはモーリス・アンドレである。
Vnはフィルハーモニアのコンマスだったマヌー・パリキアン、他はスイス・ロマンド管弦楽団の首席奏者たちなどからなっている。 - ロリン・マゼール指揮バイエルン放送交響楽団
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RCA。マゼール録音集30枚組BOXに収録。
1995年12月、バイエルン放送スタジオでの録音。マゼールがヴァイオリンを弾いている。 ３楽章の交響曲、詩篇交響曲とで1枚に収録されている。
