ドレスデン　聖十字架教会(Kreuzkirche)

・・Altmarkt広場から。・・塔。 ・・北西から。
・・正面。 ・・南西から。 ・・西から入り東正面祭壇。
・・西側オルガン。天井に十字架。 ・・シュッツのレリーフ。
・・英・コヴェントリー大聖堂から送られた「釘十字架」。ライプツィヒのニコライ教会にもあった。

　当教会の前身は1215年設立のNikolaikirche。1388年にKreuzkircheとなった。現在の姿になったのは七年戦争で大破したあと、1764-1800年にかけての工事によってである。第2次大戦の大空襲でも焼けたが、再建された。
　聖十字架合唱団（Dresdner Kreuzchor）は13世紀にさかのぼる歴史を持つ。その指揮者はクロイツカントルと呼ばれる。近年の最も有名なカントルはルドルフ・マウエルスベルガー(1889-1971)で、その弟エールハルトはライプツィヒのトマスカントルをつとめている。またバロックの作曲家ハインリヒ･シュッツも聖十字架合唱団を指揮したようだがクロイツカントルには就任していない（ドレスデン宮廷楽長）。テオ・アダム(Br)、ペーター・シュライヤー(Ten)の２人も当合唱団出身である。