フランクフルト アルテオパー（Alte Oper）
1880年、ネオ・ルネサンス様式建築の市立劇場として完成。こけら落としは10月20日、ドイツ皇帝ヴィルヘルム１世臨席のもと「ドン・ジョヴァンニ」が上演された。1937年にはオルフ「カルミナ・ブラーナ」が初演された。
1944年3月22日の空爆で廃墟となった。（Wikipediaにはその写真があるが、ファザード部分はかなり原形をとどめている。）市民の熱意により撤去を免れ、外観は元通りに復元されたが、内部はモダンなコンサート・ホールとして生まれ変わった。1981年8月28日、Alte Operとしての再建こけら落とし演奏会は、ミヒャエル・ギーレン指揮フランクフルト・ムゼウム管弦楽団によるマーラーの交響曲第８番の演奏で、これはCD化されている。
