ベルリン ジャンダルメン広場（Gendarmenmarkt）
北にフランス聖堂、中央西にコンツェルトハウス、南にドイツ聖堂がある。広場ではあるが、フランス聖堂とコンツェルトハウスの間にはイェーガー通り、コンツェルトハウスとドイツ聖堂の間にはタウベン通りが通っている（どちらも車両通行禁止）。
ヨハン・アルノルド・ネリングの設計により1688年に作られた広場。本来リンデン・マルクトという名称でしたが、後にフリードリヒシュタット・マルクト、ノイアー・マルクトと称されるようになった。1736年から1782年にかけ、この広場は衛兵と厩舎を持つ胸甲騎兵連隊「ジャンダルム（憲兵）」に利用され、フランス語のジャンダルメンマルクトという名称になった（ちょうどフランス由来の啓蒙思想の時代、啓蒙専制君主フリードリヒ２世の時代）。1777年より、広場はゲオルク・クリスティアン・ウンガーによって統一的に建て替えされた。第2次世界大戦で大きな被害を受けた広場は、1950年の科学アカデミー250年祭にあたり「アカデミー広場」と改名されましたが、ドイツ統一後の1991年には本来の名称に戻された。
